テッカグヤGX、再評価!
2017年12月29日 ポケモンカードゲーム
来年も、熱いバトルが繰り広げられるであろう、ポケモンカードゲーム。ゾロアークGXを始め、多くの強力なポケモンが登場しましたが、僕が現在注目しているのが、テッカグヤGXです。
スペックが判明した当初、テッカグヤGXへの評価はあまりよくありませんでした。その主な理由は、
①相手の逃げエネ依存のワザ
②2つ目のワザがやや地味
③あまりパッとしないGXワザ
といったところ。たしかに、相手の逃げエネに依存するポケモンはこれまでもいくつかありましたが、(ナットレイ(XY9)、MサメハダーEXなど)いずれもスペックは微妙でした。基本的には、逃げエネが軽い=強い であるため、逃げエネの軽いポケモンに対してまともにダメージの入らないというのは、即ち強いポケモンを相手にしづらいということであり、中々痛いデメリットです。また、かるいしなどで逃げエネが無くなったり、減ったりすると与えられるダメージが減ってしまうというのも痛いです。2つ目のワザは130というのは決して低くないのですが、こだわりハチマキをつけても170に届かないという問題点がありました。そして、GXワザ。サイドを表にして、相手ポケモンを倒せればその場で好きなカードを選べます。確かに強いのですが、ほかのGXワザと比べるとやや地味、といったところでした。
当初、そんな評価だったテッカグヤGXですが、現在では多くの鋼デッキに採用されています。GXバトルブーストのウルトラビーストの中で唯一環境入りを果たしたと言えます。(フェローチェGXとデンジュモクGXも弱くはないのですが)
彼女(?)の評価が上がったのには、以下の点が挙げられると思います。
①鋼タイプの強化
SM5にてディアルガGX、ジバコイル、ソルガレオ♦︎、テンガン山、アカギ♦︎など、鋼デッキを大きく強化するカードが続々と登場しました。強化を受けて鋼デッキを使用する人が増えると同時に、テッカグヤGXも見かけることが多くなったと言えます。
②環境の追い風
SM5にて登場したグレイシアGXは相手のEX/GXの特性を消す強力なポケモンですが、テッカグヤはグレイシアに対してタイプ相性が抜群で、簡単にワンパンできます。グレイシアGXの特性でテッカグヤGXが直接の被害を受けることもなく、圧倒的に有利です。雷弱点のためブースターがいても弱点がつけず、エフェクトサンダースは採用率が低いのもテッカグヤにとっては好都合です。また、今の環境ではグソクムシャGX、ダストダス、ギャラドス(あたりちらす)など逃げエネの重たいポケモンが一定数いるため、ロケットファールの打点も伸びやすいです。特に、あたりちらすギャラドスをウソッキーの有無に関係なく、3エネデメリット無しで討ち取れるのは、他のポケモンではなかなかできない芸当です。
③強かった雷弱点
テッカグヤGXは炎弱点ではなかったため、鋼デッキにおける弱点の分散としての地位を確立できました。サンダースの採用率が少ない現在、不意のエフェクトブイズにも弱点を突かれませんし、ボルケニオンなどに対してもある程度強気に出られます。登場した頃はまだよるのこうしんが多く、バチュルに弱点を突かれるという難点を抱えていましたが、マッシブーンダスト 、グソクダスト、グレイシアの流行に伴ってよるのこうしんの使用率が以前よりも低下したため、弱点を突かれる相手に遭遇する可能性は以前よりも減っています。
④強力だったGXワザ
評価の別れたGXワザも、その堅実さが明らかになりました。ダメージ量は180と、この時点でポケモンGXの一部が圏内に入っており、こだわりハチマキを持たせると210まで届きます。これにより、ゾロアークGXを始め環境における多くのポケモンを一撃で倒せます。また、サイドを表にできるという点も地味ながら強力です。実際、「あのサイドを取っていれば...」という経験をされた方は多いはず。サイドにあるバトルサーチャーを始めとしたキーとなるカードを持って来られるか来られないかで、その後のゲーム展開が大きく変わることは珍しくないです。ブラスターGXはその後のゲームプランを立てやすくできるとても優秀なGXワザといえます。
テッカグヤは僕が個人的に好きなポケモンです。好きなポケモンが環境で活躍しているというのは嬉しいことです。僕も現在、鋼デッキの考察を進めています。テッカグヤの強さを活かせるデッキを作りたいと思います。
スペックが判明した当初、テッカグヤGXへの評価はあまりよくありませんでした。その主な理由は、
①相手の逃げエネ依存のワザ
②2つ目のワザがやや地味
③あまりパッとしないGXワザ
といったところ。たしかに、相手の逃げエネに依存するポケモンはこれまでもいくつかありましたが、(ナットレイ(XY9)、MサメハダーEXなど)いずれもスペックは微妙でした。基本的には、逃げエネが軽い=強い であるため、逃げエネの軽いポケモンに対してまともにダメージの入らないというのは、即ち強いポケモンを相手にしづらいということであり、中々痛いデメリットです。また、かるいしなどで逃げエネが無くなったり、減ったりすると与えられるダメージが減ってしまうというのも痛いです。2つ目のワザは130というのは決して低くないのですが、こだわりハチマキをつけても170に届かないという問題点がありました。そして、GXワザ。サイドを表にして、相手ポケモンを倒せればその場で好きなカードを選べます。確かに強いのですが、ほかのGXワザと比べるとやや地味、といったところでした。
当初、そんな評価だったテッカグヤGXですが、現在では多くの鋼デッキに採用されています。GXバトルブーストのウルトラビーストの中で唯一環境入りを果たしたと言えます。(フェローチェGXとデンジュモクGXも弱くはないのですが)
彼女(?)の評価が上がったのには、以下の点が挙げられると思います。
①鋼タイプの強化
SM5にてディアルガGX、ジバコイル、ソルガレオ♦︎、テンガン山、アカギ♦︎など、鋼デッキを大きく強化するカードが続々と登場しました。強化を受けて鋼デッキを使用する人が増えると同時に、テッカグヤGXも見かけることが多くなったと言えます。
②環境の追い風
SM5にて登場したグレイシアGXは相手のEX/GXの特性を消す強力なポケモンですが、テッカグヤはグレイシアに対してタイプ相性が抜群で、簡単にワンパンできます。グレイシアGXの特性でテッカグヤGXが直接の被害を受けることもなく、圧倒的に有利です。雷弱点のためブースターがいても弱点がつけず、エフェクトサンダースは採用率が低いのもテッカグヤにとっては好都合です。また、今の環境ではグソクムシャGX、ダストダス、ギャラドス(あたりちらす)など逃げエネの重たいポケモンが一定数いるため、ロケットファールの打点も伸びやすいです。特に、あたりちらすギャラドスをウソッキーの有無に関係なく、3エネデメリット無しで討ち取れるのは、他のポケモンではなかなかできない芸当です。
③強かった雷弱点
テッカグヤGXは炎弱点ではなかったため、鋼デッキにおける弱点の分散としての地位を確立できました。サンダースの採用率が少ない現在、不意のエフェクトブイズにも弱点を突かれませんし、ボルケニオンなどに対してもある程度強気に出られます。登場した頃はまだよるのこうしんが多く、バチュルに弱点を突かれるという難点を抱えていましたが、マッシブーンダスト 、グソクダスト、グレイシアの流行に伴ってよるのこうしんの使用率が以前よりも低下したため、弱点を突かれる相手に遭遇する可能性は以前よりも減っています。
④強力だったGXワザ
評価の別れたGXワザも、その堅実さが明らかになりました。ダメージ量は180と、この時点でポケモンGXの一部が圏内に入っており、こだわりハチマキを持たせると210まで届きます。これにより、ゾロアークGXを始め環境における多くのポケモンを一撃で倒せます。また、サイドを表にできるという点も地味ながら強力です。実際、「あのサイドを取っていれば...」という経験をされた方は多いはず。サイドにあるバトルサーチャーを始めとしたキーとなるカードを持って来られるか来られないかで、その後のゲーム展開が大きく変わることは珍しくないです。ブラスターGXはその後のゲームプランを立てやすくできるとても優秀なGXワザといえます。
テッカグヤは僕が個人的に好きなポケモンです。好きなポケモンが環境で活躍しているというのは嬉しいことです。僕も現在、鋼デッキの考察を進めています。テッカグヤの強さを活かせるデッキを作りたいと思います。
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