ルカリオGXは強いのか?
2018年1月2日 ポケモンカードゲーム
昨日、ポケモン公式TwitterにてSM5+「ウルトラフォース」に収録されるルカリオGXが発表されました。そのスペックはこのようになっています。
HP210 闘
一進化(リオルから進化)
はどうげき 闘 30+
この番、このポケモンが「リオル」から進化していたなら、90ダメージを追加。
せんぷうきゃく 闘闘無 130
クロスビートGX このポケモンにのっているダメカンの数×30ダメージ。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない]
弱点 超×2
抵抗力
逃げる 無無
今回はこのルカリオGXの長所と短所、そして有力な使い方について、記載していこうと思います。
長所
①1エネから大ダメージ
ワザを使う番に進化していれば1エネから120ダメージと非常に効率よくダメージを与えられます。このコストパフォーマンスの強力さは、グソクムシャGXが証明済みでしょう。アセロラやスーパーポケモン回収でループさせ続けるだけで高打点を連打できます。どのように進化したかは問わないので、シンカソーダやミツルを使った場合でもダメージは上がります。
②層の手厚い闘タイプ
闘タイプであるため、受けられる恩恵は非常に多いです。
コルニのおかげで様々なグッズを扱いやすく、ストロングエネルギーやレジロックEXによる火力補強も可能です。ストロングエネルギー+こだわりハチマキ+条件満たしたはどうげきで、170ラインまで届くというのはかなり重要なポイントです。流行りのゾロアークGXに対して弱点がつけるタイプというのも強いです。
③GXワザ
基本スペックはケンタロスGXのマッドブルGXと同様です。しかし、ルカリオGXはケンタロスGXよりもHPが更に高いためワンパンされづらく、相手からすれば非常に厄介でしょう。
短所
①ダメージアップの条件
リオルから進化した時という性質上、ベンチのリオルを先に倒されてしまうとアセロラループが難しくなり、中打点の連打がしづらくなります。はどうげきのダメージを出すとなるとリオルをベンチに待機させることになります。相手はクロスビートGXの存在があるためルカリオGXを攻撃したくないでしょうし、HPの低いリオルを倒しに来ることは多いと考えられます。この点はリオルにきあいのタスキを持たせるなどして対策は可能です。また、大ダメージはどうげきの連打を繰り返すにはそれなりにカードを揃えなければならず、グズマにサポ権を回しづらいために狙ったポケモンを倒しにくいというのも難点です。グズマで狙ったポケモンを引き出すついでにダメージを上げられ、なりかわるゾロアークさえ立てればその後はダメージアップが容易になるグソクムシャGXと比べる手軽さに欠けると言えます。この点については夜ルガルガンGXで補うという方法もあります。
②エネルギーの重さ
下技が二個玉非対応であるため、1エネからはどうげきを使った次の番に安定して技をつかうことが難しいです。後続に後を任せようにも逃げ2という点が足を引っぱります。上記の通りはどうげき狙いでリオルのまま待機させておくのはやや危ういため、せんぷうきゃくを使いにいくことも考えられますが、3エネはやはり重たいですし、重さの割にスペックはそこまで高い訳ではありません。メレシーBREAKなどの補助が欲しいところです。
③アセロラループの難しさ
アセロラを毎ターン宣言するためにはそれなりに手札を揃える必要があります。そこで考えられるのがゾロアークGXとの併用です。とりひきによってアセロラを使いやすい状況を作り出せる上、次の番に進化を狙ってリオルを待機させている場面でもアタッカーとして機能するので、相性はそこそこ。しかし、ルカリオGXはGXワザ以外は二個玉非対応であり、ルカリオGXの下技の存在を考えるとストロングエネルギーと基本闘エネルギーの枚数がそれなりに必要であるためエネルギー枚数の配分に困ります。当然デッキスペースの消費も増えるためアセロラを複数採用できるかやや怪しいですし、エネルギーの枚数が多いデッキほどアセロラへのアクセスは難しくなるのでアセロラループが可能かはやや怪しいところです。
ゾロアークGXの弱点を突け、層の厚い闘タイプのポケモンということでポテンシャルは十分ですが、扱うにはやや工夫の必要なポケモン、といったところでしょうか。
HP210 闘
一進化(リオルから進化)
はどうげき 闘 30+
この番、このポケモンが「リオル」から進化していたなら、90ダメージを追加。
せんぷうきゃく 闘闘無 130
クロスビートGX このポケモンにのっているダメカンの数×30ダメージ。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない]
弱点 超×2
抵抗力
逃げる 無無
今回はこのルカリオGXの長所と短所、そして有力な使い方について、記載していこうと思います。
長所
①1エネから大ダメージ
ワザを使う番に進化していれば1エネから120ダメージと非常に効率よくダメージを与えられます。このコストパフォーマンスの強力さは、グソクムシャGXが証明済みでしょう。アセロラやスーパーポケモン回収でループさせ続けるだけで高打点を連打できます。どのように進化したかは問わないので、シンカソーダやミツルを使った場合でもダメージは上がります。
②層の手厚い闘タイプ
闘タイプであるため、受けられる恩恵は非常に多いです。
コルニのおかげで様々なグッズを扱いやすく、ストロングエネルギーやレジロックEXによる火力補強も可能です。ストロングエネルギー+こだわりハチマキ+条件満たしたはどうげきで、170ラインまで届くというのはかなり重要なポイントです。流行りのゾロアークGXに対して弱点がつけるタイプというのも強いです。
③GXワザ
基本スペックはケンタロスGXのマッドブルGXと同様です。しかし、ルカリオGXはケンタロスGXよりもHPが更に高いためワンパンされづらく、相手からすれば非常に厄介でしょう。
短所
①ダメージアップの条件
リオルから進化した時という性質上、ベンチのリオルを先に倒されてしまうとアセロラループが難しくなり、中打点の連打がしづらくなります。はどうげきのダメージを出すとなるとリオルをベンチに待機させることになります。相手はクロスビートGXの存在があるためルカリオGXを攻撃したくないでしょうし、HPの低いリオルを倒しに来ることは多いと考えられます。この点はリオルにきあいのタスキを持たせるなどして対策は可能です。また、大ダメージはどうげきの連打を繰り返すにはそれなりにカードを揃えなければならず、グズマにサポ権を回しづらいために狙ったポケモンを倒しにくいというのも難点です。グズマで狙ったポケモンを引き出すついでにダメージを上げられ、なりかわるゾロアークさえ立てればその後はダメージアップが容易になるグソクムシャGXと比べる手軽さに欠けると言えます。この点については夜ルガルガンGXで補うという方法もあります。
②エネルギーの重さ
下技が二個玉非対応であるため、1エネからはどうげきを使った次の番に安定して技をつかうことが難しいです。後続に後を任せようにも逃げ2という点が足を引っぱります。上記の通りはどうげき狙いでリオルのまま待機させておくのはやや危ういため、せんぷうきゃくを使いにいくことも考えられますが、3エネはやはり重たいですし、重さの割にスペックはそこまで高い訳ではありません。メレシーBREAKなどの補助が欲しいところです。
③アセロラループの難しさ
アセロラを毎ターン宣言するためにはそれなりに手札を揃える必要があります。そこで考えられるのがゾロアークGXとの併用です。とりひきによってアセロラを使いやすい状況を作り出せる上、次の番に進化を狙ってリオルを待機させている場面でもアタッカーとして機能するので、相性はそこそこ。しかし、ルカリオGXはGXワザ以外は二個玉非対応であり、ルカリオGXの下技の存在を考えるとストロングエネルギーと基本闘エネルギーの枚数がそれなりに必要であるためエネルギー枚数の配分に困ります。当然デッキスペースの消費も増えるためアセロラを複数採用できるかやや怪しいですし、エネルギーの枚数が多いデッキほどアセロラへのアクセスは難しくなるのでアセロラループが可能かはやや怪しいところです。
ゾロアークGXの弱点を突け、層の厚い闘タイプのポケモンということでポテンシャルは十分ですが、扱うにはやや工夫の必要なポケモン、といったところでしょうか。
コメント