デッキビルドBOXの収録内容 〜2セット共通カード編〜
2018年1月11日 ポケモンカードゲーム2月16日に発売される、デッキビルドBOXの収録内容の詳細が明らかになりました。ウルトラサン版とウルトラムーン版の2種類があり、メーカー希望小売価格は3500円となっています。
セット内容
・拡張パック コレクションウルトラサン(US版)/コレクションウルトラムーン(UM版)
×10パック
・強化拡張パック ウルトラフォース×3パック
・カード158枚
・トレーナーズ26種 46枚
・特殊エネルギー2種×2枚(計4枚)
・基本エネルギー9種×12枚(計108枚)
・カードボックス1箱
XYのマスターデッキビルドと異なりポケモンの収録はありませんでしたが、拡張パックが13パックも入っています。さらにトレーナーズの収録内容が極めて豪華で、シングルで買うとかなり高額なバトルサーチャーや、Best of XYでの再録も無くSMから始めたプレイヤーは手に入れるのが難しかったかるいしやすごいつりざお、SMシリーズからもアセロラ、グズマ、こだわりハチマキ、フィールドブロアーなど、優良トレーナーズを惜しみなく収録した非常に豪華な内容となっており、これで3500円はかなりお得です。この商品を1セットずつ購入すれば、デッキを作る際に必要となる基本的なトレーナーズは全て手に入るといっても過言ではありません。
そこで、今回は2セットに共通して収録されている14種のカードを紹介していきたいと思います。参考までに、ヤフオク!における単価の相場も併せて記載します。
プラターヌ博士 4枚 単価50円
ポケモンカードにおける、言わずと知れた最強サポートです。大抵の場合4枚採用されます。手札をトラッシュするデメリット以上に7枚を新たにドローできるメリットが大きく、戦術の幅を大きく広げてくれるサポートです。XYシリーズが始まってから今日に至るまで大活躍しているプラターヌ博士ですが、今回この商品で新規イラストで登場するそうです。楽しみですね。
なお、巷でよく聞くのがプラターヌ博士のレギュレーション落ちですが、SMシリーズ以降のカードパワーはインフレが進んでおり、サポートもそれなりの性能がないと釣り合わないため、プラターヌ博士は今後も残るのではないか?と考えています。
N 2枚 単価150~200円
序盤はリカバリーカードをトラッシュせずとも引き直しができる優秀なドローソースとして使え、終盤には逆転の可能性をもたらしてくれる、プラターヌ博士と並ぶほぼ確実に採用されるサポートです。こちらについてもレギュレーション落ちの話を耳にすることがありますが、Nが無いとサイドを取った方が一方的に有利となり、ポケモンカードが逆転の可能性の無いゲームとなってしまう恐れがあるため、流石にNは今後も残らないといけないと思います。
シロナ 2枚 単価400円
確実に手に入る商品は高額で、収録された拡張パックでの封入率も低いことから高騰しているサポートです。XYシリーズのサナの上位種にあたるサポートで、SMシリーズ以降のカードパワーのインフレを物語っています。Nだとありがちな手札が悪い相手を助けてしまうという恐れがなく、終盤サイドをある程度取った状況でもリカバリーカードを温存しながら引き直しができます。Nとシロナはそれぞれに良さがあるので、使い分けられるように両者を併用しているケースが多いです。
リーリエ 2枚 単価20円
最初の番に使えれば手札が8枚にまで増やせる、非常に強力なサポートです。しかし、実際の環境での使用率は低めです。理由としては、最初の番に使うサポートがアズサ、ポケモンだいすきクラブやカキに回されるケースが多いことと、最初の番以降はあまりドローできないということがあります。それでも、使うデッキはあるので持っておいて損はないサポートです。
グズマ 1枚 単価400~500円
XYシリーズのフラダリの後釜を担うサポートです。相手のベンチポケモンを引きずり出すだけでなく、自分のポケモンも入れかえる必要があります。フラダリとは一長一短なのですが、上手く使えばフラダリ以上に有効なサポートであるため、最近はグズマの方が見かけることは多くなっています。狙ったポケモンを倒しにいける、勝利に直結するカードですので多くのデッキに2枚は採用されています。
アセロラ 1枚 単価400~500円
ダメカンの乗ったポケモンを、ついているカードごと手札に戻せます。実質的な全回復手段として使用できるサポートで、倒されそうになったポケモンが倒されるのを回避することが可能です。最近の環境では、このカードを使ってポケモンのきぜつを回避できるかがカギとなっており、ほとんどのデッキに1枚は採用されています。
ハイパーボール 4枚 単価30円
デッキにはほぼ間違いなく4枚入るグッズです。ポケモンを種類を問わず持って来れるので、ポケモンを並べる序盤から中盤以降にかけて腐る場面がほぼありません。手札を2枚トラッシュする必要があるものの、不要なカードを処分したりするのに使えるため、メリットと見ることも可能です。
バトルサーチャー 2枚 単価750~1000円
ハイパーボールと並ぶ現環境最強クラスのグッズです。大抵のデッキに4枚採用されます。理由としては、バトルサーチャーを採用する枚数分だけサポートを使える回数が増やせ、トラッシュにある好きなサポートを適当なタイミングで使えるため様々な場面に対応できるということがあります。
レスキュータンカ 1枚 単価30円
トラッシュにあるポケモンを1枚手札に戻すか、3枚山札に戻すかを選べる優秀なリカバリーカードです。きぜつしてしまったポケモンをまた場に出せるようにしたり、プラターヌ博士やハイパーボールを使う際にトラッシュしてしまったポケモンを再利用できます。これを入れているだけでプラターヌ博士やハイパーボールを使う際に安心感が生まれますし、長期戦にも対応できるようになるためほぼ確実に採用したいグッズです。最低でも1枚は採用されますが、進化ポケモン主軸のデッキの場合はデッキのポケモンの枚数も自然と多くなるため、そうしたデッキでは2枚採用されるケースも増えています。
フィールドブロアー 1枚 単価300~500円
ポケモンのどうぐ、またはスタジアムを2枚までトラッシュできます。2枚まで、なので1枚だけトラッシュすることも可能ですし、自分のポケモンのどうぐも対象にできます。BWシリーズのツールスクラッパーの完全上位互換的存在で、XYシリーズのびっくりメガホンよりも使い勝手がよいグッズです。主な使い方は相手のポケモンのどうぐやスタジアムをトラッシュして戦術を妨害することですが、自分のものも対象にできることを活かして別のどうぐに持ち替えさせるなどかなり器用に使えます。ほとんどのデッキに最低でも1枚は採用されているカードで、スタジアムのないデッキの場合は2枚以上採用されることもあります。
こだわりハチマキ 1枚 単価300~500円
相手のポケモンEX/GXに対して与えるダメージを+30します。自分のポケモンの攻撃力を大きく強化でき、相手のポケモンを倒しやすくなります。安定してつけるために2~3枚採用されることが多いです。
かるいし 1枚 単価800~1000円
Best of XYで再録を逃し、シングル価格が800円~1000円近くまで高騰していたグッズが待望の再録です。持たせたポケモンが逃げ0に化けるのは言わずもがな強力です。逃げエネを払わずにポケモンを入れ替えられるカードにはポケモンいれかえやあなぬけのヒモがありますが、かるいしはどうぐである分持続性があり、バトルポケモンが倒された時にとりあえずかるいしをつけたポケモンを出しておく、という使い方ができたり、グズマが使いやすくなったりするなど使い勝手がよく、こちらの方が推奨されます。デッキのポケモン全てが逃げ0ということはほぼ無いため多くのデッキに2枚、逃げエネの重たいポケモンが多いデッキの場合は3~4枚採用されます。
すごいつりざお 1枚 単価300~500円
XYシリーズでオンバーンBREAKのセットに収録されて以降、再録の一切なかった優秀なグッズです。ポケモンと基本エネルギーを合計3枚になるように山札に戻せます。エネルギー回収やエネルギーリサイクルと異なりポケモンも戻せるため、格段に汎用性が高いです。レスキュータンカの登場以降はそちらが優先されることも多いですが、基本エネルギーを扱うデッキでは今だに使われています。
ダブル無色エネルギー 2枚 単価30円
ポケモンカード界最強のエネルギーと言っても過言ではないでしょう。1つで2個分の働きをするため、基本エネルギーを1枚ずつつけた場合よりも1ターン行動が早くなります。一般的に、このダブル無色エネルギーに対応したワザを持つポケモンは起動も早く、他のポケモンとの組み合わせも豊富であるため高く評価されます。それは現環境上位に君臨し、様々なポケモンと組み合わせられているゾロアークGXが証明済みでしょう。現在は、主要なデッキのほとんどがこのエネルギーを扱っています。
ダブルドラゴンエネルギー 2枚 単価100円~150円
ドラゴンタイプ専用のエネルギーです。ドラゴンポケモンについていれば、全てのタイプのエネルギーとして扱うことができます。弱点を突くことができない一方、フェアリータイプからは一方的に弱点を突かれるなど何かと不遇なドラゴンタイプの、数少ないメリットと言えるカードです。このカードがレギュレーション落ちするとオンバーンGXやジャラランガGXは死活問題となるため、それらのデッキを使う方にとっては嬉しい再録です。もっとも、最近のドラゴンタイプはアローラナッシーGX以降エネ拘束が緩くなっており、ダブルドラゴンエネルギーに頼る必要も無いケースが増えていますが...
次回は、ウルトラサン版に収録されているカードについて記載します。
セット内容
・拡張パック コレクションウルトラサン(US版)/コレクションウルトラムーン(UM版)
×10パック
・強化拡張パック ウルトラフォース×3パック
・カード158枚
・トレーナーズ26種 46枚
・特殊エネルギー2種×2枚(計4枚)
・基本エネルギー9種×12枚(計108枚)
・カードボックス1箱
XYのマスターデッキビルドと異なりポケモンの収録はありませんでしたが、拡張パックが13パックも入っています。さらにトレーナーズの収録内容が極めて豪華で、シングルで買うとかなり高額なバトルサーチャーや、Best of XYでの再録も無くSMから始めたプレイヤーは手に入れるのが難しかったかるいしやすごいつりざお、SMシリーズからもアセロラ、グズマ、こだわりハチマキ、フィールドブロアーなど、優良トレーナーズを惜しみなく収録した非常に豪華な内容となっており、これで3500円はかなりお得です。この商品を1セットずつ購入すれば、デッキを作る際に必要となる基本的なトレーナーズは全て手に入るといっても過言ではありません。
そこで、今回は2セットに共通して収録されている14種のカードを紹介していきたいと思います。参考までに、ヤフオク!における単価の相場も併せて記載します。
プラターヌ博士 4枚 単価50円
ポケモンカードにおける、言わずと知れた最強サポートです。大抵の場合4枚採用されます。手札をトラッシュするデメリット以上に7枚を新たにドローできるメリットが大きく、戦術の幅を大きく広げてくれるサポートです。XYシリーズが始まってから今日に至るまで大活躍しているプラターヌ博士ですが、今回この商品で新規イラストで登場するそうです。楽しみですね。
なお、巷でよく聞くのがプラターヌ博士のレギュレーション落ちですが、SMシリーズ以降のカードパワーはインフレが進んでおり、サポートもそれなりの性能がないと釣り合わないため、プラターヌ博士は今後も残るのではないか?と考えています。
N 2枚 単価150~200円
序盤はリカバリーカードをトラッシュせずとも引き直しができる優秀なドローソースとして使え、終盤には逆転の可能性をもたらしてくれる、プラターヌ博士と並ぶほぼ確実に採用されるサポートです。こちらについてもレギュレーション落ちの話を耳にすることがありますが、Nが無いとサイドを取った方が一方的に有利となり、ポケモンカードが逆転の可能性の無いゲームとなってしまう恐れがあるため、流石にNは今後も残らないといけないと思います。
シロナ 2枚 単価400円
確実に手に入る商品は高額で、収録された拡張パックでの封入率も低いことから高騰しているサポートです。XYシリーズのサナの上位種にあたるサポートで、SMシリーズ以降のカードパワーのインフレを物語っています。Nだとありがちな手札が悪い相手を助けてしまうという恐れがなく、終盤サイドをある程度取った状況でもリカバリーカードを温存しながら引き直しができます。Nとシロナはそれぞれに良さがあるので、使い分けられるように両者を併用しているケースが多いです。
リーリエ 2枚 単価20円
最初の番に使えれば手札が8枚にまで増やせる、非常に強力なサポートです。しかし、実際の環境での使用率は低めです。理由としては、最初の番に使うサポートがアズサ、ポケモンだいすきクラブやカキに回されるケースが多いことと、最初の番以降はあまりドローできないということがあります。それでも、使うデッキはあるので持っておいて損はないサポートです。
グズマ 1枚 単価400~500円
XYシリーズのフラダリの後釜を担うサポートです。相手のベンチポケモンを引きずり出すだけでなく、自分のポケモンも入れかえる必要があります。フラダリとは一長一短なのですが、上手く使えばフラダリ以上に有効なサポートであるため、最近はグズマの方が見かけることは多くなっています。狙ったポケモンを倒しにいける、勝利に直結するカードですので多くのデッキに2枚は採用されています。
アセロラ 1枚 単価400~500円
ダメカンの乗ったポケモンを、ついているカードごと手札に戻せます。実質的な全回復手段として使用できるサポートで、倒されそうになったポケモンが倒されるのを回避することが可能です。最近の環境では、このカードを使ってポケモンのきぜつを回避できるかがカギとなっており、ほとんどのデッキに1枚は採用されています。
ハイパーボール 4枚 単価30円
デッキにはほぼ間違いなく4枚入るグッズです。ポケモンを種類を問わず持って来れるので、ポケモンを並べる序盤から中盤以降にかけて腐る場面がほぼありません。手札を2枚トラッシュする必要があるものの、不要なカードを処分したりするのに使えるため、メリットと見ることも可能です。
バトルサーチャー 2枚 単価750~1000円
ハイパーボールと並ぶ現環境最強クラスのグッズです。大抵のデッキに4枚採用されます。理由としては、バトルサーチャーを採用する枚数分だけサポートを使える回数が増やせ、トラッシュにある好きなサポートを適当なタイミングで使えるため様々な場面に対応できるということがあります。
レスキュータンカ 1枚 単価30円
トラッシュにあるポケモンを1枚手札に戻すか、3枚山札に戻すかを選べる優秀なリカバリーカードです。きぜつしてしまったポケモンをまた場に出せるようにしたり、プラターヌ博士やハイパーボールを使う際にトラッシュしてしまったポケモンを再利用できます。これを入れているだけでプラターヌ博士やハイパーボールを使う際に安心感が生まれますし、長期戦にも対応できるようになるためほぼ確実に採用したいグッズです。最低でも1枚は採用されますが、進化ポケモン主軸のデッキの場合はデッキのポケモンの枚数も自然と多くなるため、そうしたデッキでは2枚採用されるケースも増えています。
フィールドブロアー 1枚 単価300~500円
ポケモンのどうぐ、またはスタジアムを2枚までトラッシュできます。2枚まで、なので1枚だけトラッシュすることも可能ですし、自分のポケモンのどうぐも対象にできます。BWシリーズのツールスクラッパーの完全上位互換的存在で、XYシリーズのびっくりメガホンよりも使い勝手がよいグッズです。主な使い方は相手のポケモンのどうぐやスタジアムをトラッシュして戦術を妨害することですが、自分のものも対象にできることを活かして別のどうぐに持ち替えさせるなどかなり器用に使えます。ほとんどのデッキに最低でも1枚は採用されているカードで、スタジアムのないデッキの場合は2枚以上採用されることもあります。
こだわりハチマキ 1枚 単価300~500円
相手のポケモンEX/GXに対して与えるダメージを+30します。自分のポケモンの攻撃力を大きく強化でき、相手のポケモンを倒しやすくなります。安定してつけるために2~3枚採用されることが多いです。
かるいし 1枚 単価800~1000円
Best of XYで再録を逃し、シングル価格が800円~1000円近くまで高騰していたグッズが待望の再録です。持たせたポケモンが逃げ0に化けるのは言わずもがな強力です。逃げエネを払わずにポケモンを入れ替えられるカードにはポケモンいれかえやあなぬけのヒモがありますが、かるいしはどうぐである分持続性があり、バトルポケモンが倒された時にとりあえずかるいしをつけたポケモンを出しておく、という使い方ができたり、グズマが使いやすくなったりするなど使い勝手がよく、こちらの方が推奨されます。デッキのポケモン全てが逃げ0ということはほぼ無いため多くのデッキに2枚、逃げエネの重たいポケモンが多いデッキの場合は3~4枚採用されます。
すごいつりざお 1枚 単価300~500円
XYシリーズでオンバーンBREAKのセットに収録されて以降、再録の一切なかった優秀なグッズです。ポケモンと基本エネルギーを合計3枚になるように山札に戻せます。エネルギー回収やエネルギーリサイクルと異なりポケモンも戻せるため、格段に汎用性が高いです。レスキュータンカの登場以降はそちらが優先されることも多いですが、基本エネルギーを扱うデッキでは今だに使われています。
ダブル無色エネルギー 2枚 単価30円
ポケモンカード界最強のエネルギーと言っても過言ではないでしょう。1つで2個分の働きをするため、基本エネルギーを1枚ずつつけた場合よりも1ターン行動が早くなります。一般的に、このダブル無色エネルギーに対応したワザを持つポケモンは起動も早く、他のポケモンとの組み合わせも豊富であるため高く評価されます。それは現環境上位に君臨し、様々なポケモンと組み合わせられているゾロアークGXが証明済みでしょう。現在は、主要なデッキのほとんどがこのエネルギーを扱っています。
ダブルドラゴンエネルギー 2枚 単価100円~150円
ドラゴンタイプ専用のエネルギーです。ドラゴンポケモンについていれば、全てのタイプのエネルギーとして扱うことができます。弱点を突くことができない一方、フェアリータイプからは一方的に弱点を突かれるなど何かと不遇なドラゴンタイプの、数少ないメリットと言えるカードです。このカードがレギュレーション落ちするとオンバーンGXやジャラランガGXは死活問題となるため、それらのデッキを使う方にとっては嬉しい再録です。もっとも、最近のドラゴンタイプはアローラナッシーGX以降エネ拘束が緩くなっており、ダブルドラゴンエネルギーに頼る必要も無いケースが増えていますが...
次回は、ウルトラサン版に収録されているカードについて記載します。
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